新規事業をスタート。
伴走型のコンサルティングサポートで
損益分岐点を突破

東京、大阪、福岡に拠点を置き、通信事業セールスに特化した人材サービスを展開。大手キャリア、代理店へ10年以上の支援実績を持つ株式会社グロース。

 同社では新たな事業として製造系派遣を第3営業グループとしてスタートさせ、首都圏近郊をメインに取引先の拡大と事業部自体の確立のためにスリーブのサポートサービスをご利用頂きました。導入前の課題や実績、今後についてなどを代表取締役の岡田さんにお話しをお伺いさせていただきました。

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岡田 代表取締役

 これまで通信事業者をメインクライアントとして人材支援サービスを行ってきましたが、製造系派遣という会社として全く未経験のジャンルで進捗が芳しくない状況でした。この新たな取り組みを軌道に乗せるためには、営業担当者に異業種へ向けての営業に対応してもらい、営業として今までとは異なる筋肉を付けてもらわなければいけないという事を感じていました。

 最近はコンプライアンスなどのレギュレーションや、いわゆる”コスパ”が偏重されるせいか、人と人との距離がドライになりがちですが、スリーブさんのサービス内容や業務に対する姿勢は自分が営業マン時代に大切にしていたマインドだったり、当時私が担当していたスタッフさんやクライアントさんの笑顔が浮かびましたね。どんなに時代が変わっても、私自身そういった人に対する思いは変わらないものだと信じています。そういう意味でスリーブさんは”人”に対してのマインドの部分から教えられる組織なんだと思い、今回協力をお願いしました。

 コンサルティングを行ってもらった後も自走できるかどうかが課題でした。リソースが限られている中で、新規開拓、求人面接、人材管理という他社では分業するような、かなりのボリュームがある内容を一元化してやらなくてはいけない中で、営業担当者は結果を伴いながら全てのタスクこなせるようになりました。また中でも人に対しての見方や感じ方など、派遣の営業として重要な部分のスキル面が向上したと実感しています。

  定量的な部分でいうと現在派遣人数は10人を超えていて、先月(2024年11月)から新規事業単体での損益分岐点を超えています。また営業担当者自身が積極的に考え、試行錯誤を繰り返しながらアプローチをして結果を導き出す。という自発性を身に着けさせてくれた事も大きな成果だと思っています。

 人材会社が業種として人の時間を流通させている中で、スリーブさんは”人に対する純粋な熱量”がある会社なんだと思っています。人材会社として労働者と企業、双方の考えやスキルに対して妥協せずにマッチングさせていく事は難しい事ですが、”熱量”がそれを可能にしていますし、だからこそ”人”にビジネスがついてくる。今回の結果や成果はその”熱量”が私達にも伝播した事が大きなポイントだったと思っています。